ビバ! プレイオフの旅【12】「漢(おとこ)になろうと」
ムネリンこと川崎が、上気しながら、インタビューに応えている。
汗と、涙と、鼻水と。
体中から、体液という体液を流しながら、
スタンドのぼくらは、誰かれとなく、抱き合っていた。
志が同じ者と唄う「いざゆけ若鷹軍団」は、とても気高く思えた。
花火があがり、ドームの屋根がひらいてゆく。
言葉にならない叫び声で、お立ち台の若者を讃えていた。
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延長10回表、若き守護神・馬原孝浩がマリーンズ打線を抑える。
その裏、リリーフの小野晋吾を攻め、バティスタがレフト前へ、
代わった藤田宗一から、大村がセンター前へ運ぶ。 1死1、3塁。
そして、さして、よくない当たりに思えた川崎の打球は、
1・2塁間で2度、3度と弾み、右翼手の前に転がっていった。
プレイオフの旅(前編)、おわり 
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